Monthly Archives: 12月 2018

年末年始休暇

今年も後数日で終わります。

 

いろんな出会いがあり、いろんな素晴らしい経験をさせていただきました。

 

当然いろんな悩みと共存しているのですが、悩みがあればこそ見えてくることもありました。

 

結局、自らの本質を知ることに至るのですが、未だ本質に従えない部分が多くあることに気づきます。

 

それをひとつずつ明快にしていくことが、今年のテーマであったように思います。

 

来年はそれを少しずつ実行できればと考えています。

 

そしてグランデザインも更に少しずつ革変できればと思います。

 

今までただ好きだけで済ませてきたものを追求することも、本質へ近づく一つの術です。

 

そしてこれも、そのひとつ。

 

 

私がもっとも愛するお酒、「テキーラ」。

 

日本では、なぜか罰ゲームに使われることが多いようですが、メキシコをはじめ海外ではこよなく愛されるお酒です。

 

 

このお酒だけは、なぜだか深く飲んでも二日酔いにならない。

 

とても愛称がいいのです。。。

 

建築じゃないんかい!

 

って、そうなんですが、その全てが建築に向かうと考えています。

 

そんなこんなで、

 

12/29(土)から1/6(日)まで年末年始休暇をいただきます。

 

皆さん良いお年を。

 

 

 

タルミナリエ

神戸ルミナリエが開催中で、弊社のまわりも賑わっています。

 

同時に、タルミナリエというものも開催されています。

 

 

名前のとおり、神戸市の垂水(たるみ)の駅近くでやっています。

 

神戸に住む大半の人が知らないと思いますが、こういったものが催されているのです。

 

近くに住みながらも全く気づきませんでしたが、昨晩訪れました。

 

神戸ルミナリエと比べて、いや比べるべくもなくですが、寂しすぎる。。。

 

 

ものを観るとその理由はわかります。

 

あまり地元を卑下したくはありませんが、なんでポスター打ってまでやってるのに、この程度なん?と空しくはありました。

 

個人宅のイルミネーションのほうがもっと華やかですよ。

 

ルミナリエをパロっての、あえてのギャグなのかなと思いました。

 

プロジェクトに携わってなく、外部からいろいろと述べるのは好きではありませんが、個人宅のイルミネーションより劣るようでは、辛いかなと感じます。

 

更に、このタルミナリエの写真を撮って、飲食店に見せると割引されるというサービスもよくわからないなと思います。

 

いいものをやって、外から人が来て飲食店も賑わって儲かる、そしてまた飲食店が組合に協力して更におもしろいことをやるというのが、ストレートかと考えますが、割引は違うんじゃないかなと。。。

 

機会があれば、より良くなってもらうべく意見できればと思います。

 

なんか愚痴っぽくなりましたが、住まわしてもらっている場所なので、愛を込めてあえてということです。

 

まだまだ伸び代のあるこの町、がんばれ!垂水!

 

いい町だからみんな来てね~。

 

 

 

 

 

光悦寺

京都の鷹ケ峰に光悦寺というお寺があります。

 

京都には3年半ほど居住しましたが、数多くのお寺、神社を拝観したにも関わらず、恥ずかしながら光悦寺には訪れたことがありませんでした。

 

仲良くさせていただいている京都出身の方のお勧めで、先日行ってきました。

 

紅葉した葉はほとんど落ちており、観光客も少なく、私はいかにもというのより、この感じのほうが好きです。

 

元々ここは、徳川家康が、本阿弥光悦に与えた土地です。

 

そして光悦は、この土地に様々な多くの工芸職人と居住し、芸術村としたのです。

 

本阿弥光悦自身は、書、陶芸、漆芸、茶の湯などを行う、マルチアーティストでした。

 

作品である、楽焼白片身変茶碗「不二山」、舟橋蒔絵硯箱は国宝となっています。

 

彼が携わった作品の中で、私がもっとも心躍らされたのは、「蓮下絵和歌巻」という全長25mにおよぶ巻物。

 

俵屋宗達が蓮の下絵を描き、その上に光悦が強弱大小の文字を書いた合作。

 

同じ時代を生きた最高峰の職人二人が互いにリスペクトしながら仕上げた作品は、その当時を思うと鳥肌が立つとともに、新しいことへの挑戦という意欲が感じられ素晴らしいと感じざるをえません。

 

こういった優れた先人たちが様々なものを切り開いた後に我々は生きているという有難さも感じます。

 

仕事の合間ではありましたが、久々にこういった時代文化に触れる機会というのは、貴重なことです。

 

それに触れて感じることは人それぞれですが、何かを見直すいいきっかけになるのではないでしょうか。