現場巡り

朝から工事途中の新築住宅の現場で、状態を確認させていただきました。

 

4世帯が住まうという稀な住宅であります。

 

1階には皆が集うことのできる食卓があります。

 

そこには、2階まで貫く吹き抜けがあり、そこに降り注ぐ光が、なんとも心地よく、昇天するようでした。笑

 

 

つづいて車を走らせて、リノベーションの建物調査。

 

既存の構造を調べるために、屋根裏に上がり、梁を1本1本サイズと組み方を測りながら、その場で簡易な図面を描きます。

 

 

梁の上を歩いて移動するのですが、一歩踏み外すと天井を突き破ってしまうので、慎重に慎重に移動しながら測って描いて、心が折れそうになります。笑

 

そして、次は店舗工事の現場へ。

 

内装が仕上がってきて、概ね全貌が分かるようになってきました。

 

一際目を引くコンクリートのカウンターが、とても可愛らしく、仕上がりが楽しみです。

 

 

最後は、OB客さん宅へ行き、少しだけ作業と雑談をして一日が終わりました。

 

全て違う様相の建築ですが、日々いろんな建築を味わえてとても幸せです。

 

工務店さん、職人さんも、たいへんですが本当に感謝です。

 

何年も建築に携わっていると、慣れて新鮮さがなくなるのは、人間なので仕方がないことですが、新鮮さがなくなっても尚、現場で嬉しい気持ちになるのは、とてもとても有難いことです。

 

新鮮さはなくなれど、嬉しさが持続する限り、新しいものを生み出す活力となります。

 

建築と出会えてよかったと、改めて思った一日でありました。