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スペイン建築研修3

スペイン在住の友人との再会。

 

バルセロナで、勉強していた時の友人と、会うことができました。

 

バルセロナから、少し離れ、サンセバスチャンへ。

 

バルセロナと比べ、観光客は少ないですが、美食の町として有名です。

 

 

バルセロナから、飛行機で向かいましたが、サンセバスチャン(ドノスティア)空港へ、快晴なのに風のせいとかでなかなか着陸できず、結局、隣町のビルバオへ着陸しました。ほんま、なんでやねんです。。。
後々聞くと、航空会社のストライキが関係していたみたいです。。。

 

航空会社がサンセバスチャン行きのバスを手配するような流れでしたが、時間がもったいないので、空港前の有料バスに乗り込みサンセバスチャンへ直行。

 

ようやく友人に会えたわけです。

 

少しスタートは遅れましたが、そこからBARのハシゴ、ハシゴ、ハシゴ!

 

 

流石に美食の町、久々の友人との会話もあり、お酒と一品料理の手が止まりません。

 

友人宅に泊まらせてもらい、次の日も合わせて、10件以上は楽しませていただきました。

 

これぞスペインといったところでしょうか。建築だけでなく、文化もたっぷり堪能です。

 

名残惜しかったのですが、短い滞在のため、またバルセロナへ戻り、その足でバルセロナでカメラマンをしている友人と、引き続きお食事。

 

 

ここでも、話が弾み、お酒三昧、友人宅でもお酒三昧。

 

海外で、頑張っている友人たちと会えて、力をもらえました。

 

ほんとに、こういった友人たちがいて、有難く思います。

 

素晴らしい風景や、建築に囲まれて、こんなに短い時間でも、十分に楽しむことができる、それがスペインの最大の魅力かもしれません。

 

 

次は、日本で会いましょう!

 

 

 

 

スペイン建築研修2

スペインといえば、やっぱりスペイン料理!

 

 

タパス、ピンチョス、パエリヤそしてお酒!

 

今回も、バルをハシゴしまくりました。

 

その土地の感覚を知るには、食事と酒が一番です。

 

スペイン人は、日本と違って、一件のお店で、長居しないんです。

 

数杯飲んで、軽く食べて、次の店へみたいな感じで、ふら~っと、顔見知りのお店の人と喋りにきている感じですね。

 

皆、気さくだけど、他人に合わせようとしない。

 

そんな文化だから、カウンターに料理が並んでいて、さっと選んで喋ってお構いなく店を出る。

 

 

そもそも飲食店といえど、日本とは本質的に、求められるものが違うのです。

 

日本でも、近年では、立ち飲みの店が増えましたが、やはり場所をしっかり考えないと、うまくいかないのです。

 

スペインでは、繁華街以外でも、カウンターで立ち話しながら、お酒を楽しんでいますし、腰を据えてという感じは少ないですね。

 

料理の味付けは、ほとんどが濃い目で、熱々のものはほぼ無いです。

 

これもサクッと少量食べるのに、丁度いいです。

 

繰り返し過ぎると太りますが。。。

 

その店に来るお客さんを十分に想定して、無理のない店舗とすることの重要性がわかります。

 

ただ、食文化は多様化していく傾向にあるので、何かに特化したお店の場合は、その店の独自のスタイルを貫くほうが、より差別化を図れるとも思います。

 

ただ、その領域は、大衆酒場ではなく、レストランの部類に入るのだろうと感じました。

 

大衆酒場の領域で特化するには、ということが、更に深く考えるべき要素かなと思いました。
なぜこの店は内装も普通なのに、お客が多くくるのかとか、洗練されているように見えるけど、お客が少ないなど、自国ではない場所では、新鮮に考えることができます。

 

 

我々は、飲食店経営者ではないので、クライアントの意向に沿えばいいのかもしれませんが、そうしたことを考えて建築に投影しないと、活きたものにならないのです。

 

そんな真面目なことを書きながらも、実のところお酒を飲み過ぎて、酔っ払っているのですが。笑

 

今回得た感覚が、今後の店舗設計に、更に活かされると実感しました。

 

 

 

 

スペイン建築研修1

約6年ぶりにスペインに訪れました。

 

今回は、建築仲間との訪問です。

 

主にバルセロナでの滞在で、当然建築を学ぶ機会ではあったのですが、今回はフラットな気持ちで、空気を感じられるような時間にしたいと考えていました。

 

行きの飛行機内では、自分を鼓舞するために、やはりこの映画。。。

 

 

まず最初に訪れたのは、コロニアグエルにある、ガウディ未完の聖堂です。

 

ガウディ建築の中でもっとも、素晴らしいと思う建築物です。

 

建築は静物ですが、この聖堂は生物のような佇まいで、私たちを魅了します。

 

 

椅子に腰掛けて、その場の空気を感じていると、特異性のある構造が、自然に感じられ、全てがしっくりとくるのです。

 

ガウディ建築といえば、装飾的なとか、独特なとか、奇抜な建築だと思う人が多いのですが、その場に身を置くと、その合理性や、無理のない空間を感じることができるでしょう。

 

これが、私にとっての建築を感じるということです。

 

見た目だけで、評論するのではなく、その身で感じて、感覚で建築を捉えるということは、その建築の真髄に触れるもっとも有効な手段だと思っています。

 

この建築だけではなく、周りの環境にも、気を向けると、より多くのことを感じることができます。

 

建築を観るというよりは感じる、そんな時間にしたいと思い、最初から多くの建築に訪れることはせず、なるべく街を歩くことに時間を費やしました。

 

食文化、街並み、人々の様相、6年経った今、懐かしいと思うようではいけないとも思いました。

 

そんな、スペイン建築研修を少しずつ、投稿したいと思います。

 

 

 

 

 

スペイン語レッスンを通して考える

11年前にスペインで生活していた時以来、6年ほど前に一週間行ったきりで、それ以来、長い間スペイン語に触れる機会もなく、もともと片言程度のレベルが更に単語も忘れ、かなり話せなくなっていました。
これはだめだと思い、数ヶ月前から、新たな気持ちで、スペイン語のレッスンをすることにしました。

 

個人のネイティブの先生を紹介してくれるサイトがあり、そこに登録されている先生の中から、3名を選んで、初回無料レッスンを受け、先生を一人に絞るのですが、一人目でいい先生に会えたので、そのままレッスンをお願いしています。

 

近場のカフェなどで、マンツーマンのレッスンをしてくれます。
都心部の駅近いカフェなどで、よくその光景を見かけると思います。

 

スペイン語は、男性と女性で、言葉が若干変わるので、自分と同じ男性の先生の方がやりやすいですね。
日本語も口語調になると、男女で結構変わりますよね。

 

やはり、英語同様、日本語とは文法が全く異なるので、すごく苦労します。
それに加えて、スペイン語は、男性名詞、女性名詞というものがあり、その名刺に関わる定冠詞、形容詞も合わせて変換されます。

 

そして、極めつけは、動詞の変換の多さ。。。

 

これが、本当に辛い。。。

 

例えば、「行く」という動詞の原型「ir」の変換は、現在、点過去、線過去、未来、過去未来、命令法、接続法現在、接続法過去の8種類x人称(6種類)=48種類
それに、現在分詞、過去分詞の2種類を加えて、私が知る上で、50種類の変換があります。

 

一人称単数だけで、voy,fui,iba,iré,ve,iría,vaya,fuera,yendo,ido・・・

 

これはほんと、ヤバイですよね。

 

でも、実は日本語のほうがヤバイです。

 

行く、行った、行っていた、行け、行くだろう、行ったことがある、行ってみた、行かなければ、行きたい、行ってみたい、行ってたみたい、行こう、行かない、行きたくない、行ってみたくない、行くなんて、行ったとしても、行けたら。。。

 

まだあるような気がしますが、これに丁寧語、謙譲語、尊敬語の変換があります。
人称単数複数での変換は少ないものの、この謙譲語や尊敬語が複雑なものにしています。

 

気づかれたと思いますが、
スペイン語は、「no voy = 行かない」、「tengo que ir = 行かなければ」、「puedo ir = 行ける」、「quero ir 行きたい」 など、動詞同士を組み合わせることで、状況を変化させますが、日本語はひとつの動詞が状況により変化します。

外国人の方が日本語を習得するとなると、かなり辛いと思います。

 

別に覚える必要はないのですが、関西弁となると、行かへん、行けへん、など、「ない」が「へん」に変わります。

 

「行きたないんです」に関しては、原型「行きたくないです」の「く」が抜けて、「です」の前に「ん」が入ります。

 

「なんやねんこれ」ってなりますよね。ちなみに原型は「なにですか、これ」です。

 

そして、「もったいない」、「懐かしい」、「微妙」、「ごちそうさま」、「しょうがない」などは、スペイン語に直接変換できない、日本語特有のものです。

 

こうやって、改めて日本語を考えて、多言語に向かう勇気を得ています。

 

¡Vamos a estudiar español!

 

スペイン語の勉強をしましょう!

 

<Mi profesor y yo>