照明のありかた

今日は朝から伊丹市の住宅へ行ってきました。
ほぼほぼ完成で、今週末にお引渡しです。

 

周りを建物に囲まれているため、明るいリビングを実現するために
2階に配置しました。

 

勾配天井の上部からのやわらかい採光に馴染むように真鍮のペンダント照明が垂れ下がってます。
真鍮でいろんな製作をされている千senさんにお願いしました。

 

DSC_0045-2

 

その空間を構成する要素として照明は非常に重要なものです。
特に夜にはその重要さが分かります。

 

日本は世界的に見てもかなり明るい照度基準です。
私が滞在していたヨーロッパの国々では、明るさが全く違います。
かといって不便かというとそうではなく、かえって落ち着いて夜はそのほうが健全に感じます。
昔から煌々と明るい空間が苦手なので、ヨーロッパの明るさはとても心地良いものでした。

 

住宅では本を読んだり子供が勉強するので部屋を明るくしたいということもありますが、
部屋全体を歩き回って読書したり勉強するわけではないですから、
その部分だけ明るくできるようにタスクライトを設置すればいいということです。

 

部屋が夜も煌々と明るいと、昼間との変化が少ないので、
建築空間としては、多様性に欠けるということになります。

 

昼の空間の良さ、夜の空間の良さを楽しむ。
かといって人によって明るさの感じ方は様々です。
だからライフスタイルが可変する部屋では、ある程度照明の回路を分けています。
調光器を使用する場合もありますが、
点灯照明の配置を変化させることで、座る位置によって光源そのもを視界から消すこともできるからです。

 

住宅ごとにすべての照明器具を選定しているので、毎回かなりの照明器具のカタログなりサイトなりを
見て悩みますが、住宅ごとに違う空間なのでその空間でのベストを考えるのはとても楽しいです。
当然コストもありますから何でもありというわけではなく、制限範囲内で決定します。

 

あとは昼間に照明が点灯していない時の器具のあり方にも配慮が必要です。
点いてない時に違和感を感じる照明器具は辛いです。

 

千senさんの真鍮のペンダントは点灯していなくても
その存在がやわらかく嫌味のない存在感がありとてもいい感じです。

 

DSC_0059-2

 

あっ、なんか真面目にブログの投稿が終わってしまいそうです。
気付けばもう夜の11時。。。
事務所の照明は煌々と輝いています。
やはり明るすぎるのは疲れます。。。
前述のように、デスクライトだけにすればいいじゃないかって?
皆帰って事務所に一人。
煌々と明るくないと怖いでしょー。

 

カテゴリー : 新築物件

投 稿 日 : 2015年2月18日