ミラーリェス邸の門 =Puerta y Cerca Fina Miralles=

エルメネヒルド・ミラーリェス邸の門。(1901~2年)
建築材料を扱う工場主で、ガウディのいろんな建築実験の協力者でした。
ミラーリュス邸の門地図
<赤い印のところらへん>
石造りの竜。
東洋の竜をデザインしたそうです。
ミラーリュス邸の門1
若い頃から竜に興味を持っていたガウディは晩年になって、よく建築に取り入れるようになります。
建築と竜・・・なかなか結び付きそうもありませんが、彼にとってはイコールだったのでしょう。
ミラーリュス邸の門2
有名な建築家はそれぞれ建築に対しての哲学のようなものを持っています。
万人に支持されなくても、それは個性であり、手法でもあると思います。
ガウディの場合は、想像上のものを現実に蘇らせたり、愛するバルセロナの地中海や自然を表現します。
このミラーリュスの門の下にガウディの銅像があります。
ガウディ銅像
もし、彼が見たら自分の像を壊すような気がします。
自分が啓蒙する世界に自らを置くというのは、支配的に感じてしまうのではないでしょうか
この銅像を見て、なんかそんな感じがしました。
ボクもガウディ視線をマスターしつつあるのかもしれません。
でも実際ガウディはこれを見て意外と喜んでいたりするのかも・・・。
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