スペイン広場 =Piazza di Spagna=

「ローマの休日」に登場したスペイン広場、そして大階段。
50年以上前にこの場所で、オードリーヘップバーンが、ジェラートを食べていました。
間近にあるスペイン大使館にちなんで、スペイン広場と名付けられました。
スペイン広場はスペインはもちろん、グァムや東京にもあります。
ローマのスペイン広場はその中でも世界的に一番有名なのではないでしょうか?
スペイン階段2
観光客なのかどうか分かりませんが、たくさんの人がいて活気に溢れていました。
私も疲れていたので、ちょうどいい休憩ができました。
ですが、飲食は禁止みたいです。
ジェラートは食べることができません。
階段をゆっくりと昇って、最上段にそびえるトリニタ・デイ・モンティ教会を目指しました。
スペイン階段1
やっとの思いで、頂上につきました。
すると、「ジャパントモダチ。ジャパントモダチ。」と声を掛けてきました。
その人の方を見ている隙に片方の手首に一瞬でミサンガを巻かれていました。
そのミサンガを巻いた人の方に向き直ると、
ミサンガ男「25ユーロね。」と言ってきました。
「はぁ~!?」「いやいや買わへんよ。」
と、ミサンガを外そうとしましたが、堅固に結ばれていて外れません。
ミサンガ男「25ユーロ。」と言って手を出してきます。
いやいや、と断っていると、
ミサンガ男「15ユーロ。」と言って手を出してきます。
その男のしつこさと、一人旅の精神的な疲れもあり、一気に激情してしまいました。
「外せってゆうてるやろ!!」と同時に相手の肩を押してしまいました・・・。
相手もそれに激情し、スペイン階段頂上で一触即発の状況になりました。
その瞬間に他の仲間らしき男が、爪切りで私のミサンガを切り取り、激情している男をなだめにかかりました。
その姿を見て、私は我に返り、「手を出して悪かった。申し訳ない。」と頭を下げました。
相手は機嫌を悪くしたまま、去っていきました。
大変情けないことをしました。
これがヨーロッパ滞在中に最も反省すべきことです。
海外において日本人として恥ずべき行為だとも思いました。
いろんな意味でイタリアはとても素晴らしい国だと思います。
ただ日本と比べると、スリにしろ、このような無理矢理な要求にしろ、気分を悪くすることが多いことも事実です。
日本も日本なりの暗黙のルールで、外国人の気分を害することをしているかもしれません。
よくよく考える機会となりました。。。
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