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恐竜

恐竜・・・男のロマンです。
小さい頃から好きです。当然今も興味があり、時間があれば博物館に行ったりします。
その中でもアロサウルスが一番好きです。約1億5000万年前ジュラ紀後期に生息していたとされています。
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↑アロサウルスの肖像画。少しかわいい感じに仕上がりました。
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↑おとなしいトリケラトプス。だいぶ修羅場を越えてきたという設定で描きました。
全長は平均8.5m、体重2t、T-REXで全長約12m、体重5,6tでアロサウルスの方が、かなり小さい。
小さいと言ってもかなり大きいですが。
走るスピードは30~50km/hぐらいで、オリンピック短距離金メダリストと同等か、それより速いということになります。
走るスピードには諸説あります。
体重と筋力から割り出すと、よく映像でみるスピードでは走れないとか、急に止まれない等いろんなことが言われています。
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↑恐竜時代という飛び出す絵本。キケンです。
今まで体皮の色も想像色でしたが、近年メラニン色素を含む細胞の化石が見つかったこともあり、研究が進められているみたいです。
想像では緑系、橙系など、今でもよく目にする爬虫類の色と類似しているものが多いです。
たぶんその方が想像しやすいし、信憑性があるからだと思います。
もし、全身の色を金色や、ピンク色で表現していたら、もっと恐竜を違う目で見ていたかもです。
色というものは、そのモノの印象を大きく変化させます。
日本人は色の使い方が下手だとよく言われます。使える色の範囲が狭いということだと思います。
西洋の人たちはいろんな色を上手に使いますが、日本建築のような微妙に落ち着いた色は難しいようです。
日本の伝統装飾を真似したとしたら、煌びやかな中国のような強い色調になってしまうと聞いたことがあります。
色を使うことによって与える周りの影響を考えることはとても重要です。
そういう意味では、許容できる色の範囲が狭い日本では、造形家にとってはやや窮屈なのかもしれません・・・。

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投 稿 日 : 2009年6月2日