若い頃に極暖ヒートテックがあったなら

今日は一日中住宅のプランをまとめていました。

 

途中に仲のいい工務店さんが事務所に寄ってくれて、最近寒くなったという流れから、ユニクロの極暖ヒートテックの話になりました。

 

私も愛用していますが、従来のヒートテックよりやや厚めで内側の生地が起毛になってさらに保温効果が高くなっています。

 

若い頃、私も設計ではなく工事側の人間だったので、冬の外の現場仕事は体にこたえました。

 

昔からこんな素晴らしいものがあったらよかったのにと、少しばかり昔話に花が咲きました。

 

20歳から25歳まで、山の上に建つ送電線鉄塔工事に携わっていましたので、冬の寒さについては特に気をつけなくてはなりませんでした。

 

日々山を登り、更に100Mほどの鉄塔に登ります。

 

塔上は吹きさらしの状況で、長いときは半日そこに居なくてはならないこともありました。

 

時には雪の白いカーテンが遠くから迫ってくるのが見えたりと、なんとも神秘的なシーンにも遭遇するのですが、手袋ごと凍るといったこともあったり、100M上空の足場に雪が積もって滑るといった恐ろしい思いもしました。

 

防寒着は着込めば着込むほど動き辛くなりますし、重くもなります。

 

だから体に負荷がかかって肩がこったりするわけです。

 

この当時に極暖ヒートテックがあったら確実に重宝していたでしょう。

 

振り返ると若いときによい経験をしたなと思います。

 

こんな特殊な経験はこの先もなかなかできるものではないでしょうし、何より辛いことは若いうちに買ってでもしておけば、その先のメンタルキャパシティが大きく膨らむと思います。

 

そしたら今なら尚、高性能な服着て登れるんじゃないかって?

 

それは無理でしょー。

 

だってしんどいもん(笑)

 

若い頃の写真が一枚だけ出てきました。

 

 

舞鶴ですね。

 

季節のよい時でしょうね。

 

全く思い出しませんね、この時の感情。

 

彼は何を笑ってるんでしょうか?

 

自分がまるで他人のようです(笑)

 

 

 

 

カテゴリー : pickup | 日記

投 稿 日 : 2018年1月11日