ロゴを考える

店舗設計をさせていただくと、お店のロゴも一緒に提案させていただくことが多いです。

 

ロゴの作成は、建築設計とは違う思考で臨まなければなりません。

 

ロゴを考えるとき最も大切なのは、そのお店に対しての意味を宿せるかどうかです。

 

お店によってスタイルは当然異なるし、それぞれの想いもさまざまです。

 

そういったものをくみ取って、そしてそのお店に合うような形状を考えます。

 

建築と違って機能性というものが形状を決める要素にはならないので、
本当に意味と想いのみで形を生み出します。

 

それはとても苦しい作業です。
考えれば考えるほど深いところまで落ちていきます。
でも深いところまで潜って息苦しいまま生み出すのではなくて、
深いところで考えついたものを持って水面まで上がってくるまでに、
そぎ落とされ残った部分が答えという感じでしょうか。

 
<かるべの郷・居宅介護支援事業所のロゴ>
法人の5つの行動指針のとおり5つのパーツでできています。
5つの行動指針が合わさって心(ハート)のこもった事業となるという意味を持たせている。

かるべの郷ロゴ

<和縁デイサービスのロゴ>
法人名のとおり縁を大切にということを表現。
そしてこのデイサービスを中心に縁が繋がって幸せが広がっていくという意味を持たせている。

和縁デイサービスロゴ

<しあわせごはんのロゴ>
4、あわせ、5、半。
4+5/2=6.5
この6.5を組み合わせてロゴを作成。
言葉遊びのように、意味がわかるとなんか幸せな気持ちになるということから、
小さな幸せというものを暗喩している。

しあわせごはんロゴ

<中国菜群青のロゴ>
地球上の深層海流のルートをディフォルメしている。
地球を循環する海流のように、このお店が地球上の多くと繋がって、
大きな循環を生み出せるようにという意味を持たせている。
店内も深海をイメージしてデザインされている。

中国菜群青ロゴ

こうやって考え出したロゴが、
いろんなところで使われているのを見ると、
とても嬉しく、その意味のとおりになりますようにと思います。

 

皆さんもロゴを見るとき、どんな意味が隠されているのか考えてみてください。
そのお店のことをよりよく知るひとつの方法だと思います。

 

 


カテゴリー : 新築物件

投 稿 日 : 2016年3月10日