建築デザインを考える①

建築デザインを構築するのに、皆それぞれの手法があると思います。
私の場合、特に店舗などのデザインを考えるとき、まずコンセプトを明確に決定します。

 

お店のジャンルやイメージはもちろん、そのお店にこのようになってほしいという思いを込めます。
このようになってほしいというのは、動詞、形容詞の類ですが、コンセプトにするのは決まって名詞です。

 

そして有機物がモチーフとなることが多いです。
ただそのモチーフが直接わかるようなデザインは装飾的で、私の考える建築デザインとは違います。
わかりやすく言うと、お花をモチーフにして、花とわかるものは装飾であり、建築デザインではないという考えです。
(私の尊敬するガウディとは少し違ったデザイン感ですが、彼の建築思想によってこの思考は構築されました。)

 

時には断片的に、時には比喩的に、表現を模索し全体構想を考えます。
モチーフとなるものは名刺であっても、それを見る人には、動詞や形容詞で伝わってほしいというのが、私の建築デザインというものに対する考えの基礎です。

 

ほとんどの場合、紙一枚で最終形まで進めていきます。
描き重ねて、重ねて、消し、描いて、徐々に形が定まっていきます。

 

1枚で描き直すので、モチーフとなるものが様相を変えて仕上がっていくプロセスは残すことができませんが、この方法が一番自分の中でストーリーをつくるのに適しています。

 

今回の店舗のファサードは、あるモチーフをもとに辿りつきました。
一見して元となるモチーフがわかる人はいないと思います。

 

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実際に形となり見る人がそれぞれ何かを感じてもらえれば幸いです。

 

モチーフは何かって?進行中のものは関係者以外には残念ながら言えません。
ひっぱっといて何やねん!
あっ、窓ガラスのところがワインボトルを寝かしたみたいですが、これはたまたまそうなっただけなので、
モチーフと全く関係ありません。。。

 

 


カテゴリー : 新築物件

投 稿 日 : 2016年6月30日