神戸芸術工科大学ゼミ講演

知人の建築家の方に声をかけていただき、神戸芸術工科大学のゼミでちょっとした講演?講義?を行う機会をいただきました。
学生さんたちの前で、私が今までに携わった建築物件について、設計・施工の要点を大きくまとめてお伝えするというものです。
私のような若輩ものが・・・とも思いましたが、良い機会と思い引き受けさせていただくことにしました。
神戸芸術工科大学は私の母校である神戸工業高等専門学校(神戸高専)のすぐ近所にあります。
高専は5年制の修学過程内で様々な選択ができる学校でもあります。
A:4年生になる年に他の大学に進学する
B:5年間高専で学んだ後に他大学の3年生に編入する
C:そのまま5年間で卒業する
D:(私が通学していた当時はありませんでしたが)5年制終了の後、専攻科という+2年間の専門課程に進む
私はその頃も絵が好きでしたので、Aの選択項のように神戸芸術工科大学に進学しようと考えたこともありました。
しかしながら、私自身の中で大きな大志は抱けませんでしたのでその道には進まず、
5年間で卒業し、土木現場の監督になり、諸処を経て現在の建築設計という職業に至りました。
このような理由もあり、芸術工科大学でお話をさせていただくということは、私にとって不思議なことです。
その当時この場所で学ぶことを選択していたら、また違った現在の自分がいたでしょう。
生きていく上で、様々な選択をして進んでいきます。
細かなことで無意識に選択していることも多くあると思います。
今回の私の小さな講演が学生さんたちの選択枝のひとつとなれば光栄だと思います。
そして平成生まれの方たちに囲まれて、やっぱりオッサンになったんやな~としみじみ思うのでした。。。
神戸芸術工科大学ゼミ講演
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カテゴリー : 日本建築

投 稿 日 : 2011年12月16日