Category Archives: グランデザイン

年末年始休暇

今年は、本当に早かったです。

年々早くなっているように感じますが、年のせいでしょうか。

 

今年も多くの人に支えられ、感謝の多い一年でした。

テキーラもたくさん飲みました。笑

 

<今年のテキーラNo1ボトル&No2ボトル>

 

年末年始は、12/29~1/5までお休みをいただきます。

 

来年もグランデザインをよろしくお願い致します。

 

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

最高のクリスマスカード

クリスマスイブですね。

 

年末は忙しく、年々クリスマス感が薄くなってきてます。。。笑

 

そんな中、お施主さんからとても素晴らしいプレゼントをいただきました。

 

プレゼントというか、お手紙なのですが、その内容は何ものにも代えられない素晴らしいものだったのです。

 

お引渡ししてから、もうすぐ1年経つお家のお施主様ですが、住みだしてからの気持ちを綴ったクリスマスカードをいただいたのです。

 

そこには、心が癒される、愛着が沸くなど、とても嬉しい気持ちが込めれていました。

 

住む人の心に響く建築は、我々が重要に考えていることで、それはデザインだけでは実現しえないと考えています。

 

いろんな要素が含まれるわけですが、それらを実現するのは、多くの人の力が必要になります。

 

弊社にお手紙をいただいたのですが、この建築に携わった工事関係者全員に共有したい、有難い言葉でした。

 

このカードの最後に、「建築の偉大さを実感した」とありました。

 

弊社の社名「GranDesign」の「Gran」は、スペイン語で「偉大な」という意味です。

 

そのように感じてもらえる建築をしようという思いで、名づけたので、その言葉を直接いただくと、嬉しいというより、励まされる思いになります。

 

何をもって偉大かということになるのですが、我々の建築に対する考えや、手間、生み出される空間、空気感、そこでの暮らしを通して、個々の持つ概念を超えたものということだと思います。

 

多くの建築を考え、生み出してきましたが、まだまだ発展途上です。

 

しかし、こういったお言葉をいただくと、前へ進む活力になります。

 

年末はバタバタと気持ちを振り返る暇もありませんでしたが、とても癒され、改めて更に前に進もうという気持ちにさせてもらいました。

 

どんなものよりも、素敵なクリスマスプレゼントでした。

 

ありがとうございます!

 

 

 

 

 

バラの門扉

もうすぐ1年が終わりますね。

 

年末は、毎年バタバタで1週間があっと言う間に終わります。

 

もう金曜日!?みたいな感じです。。。

 

そんな中、年内にどうしてもやり終えたいことがありました。

 

リノベーションのお仕事をさせていただいた、お施主さんに家の門扉にバラの絵を描いてほしいというご要望でした。

 

木製の門扉を取り外し、事務所に持ち帰り、ゆっくりと描くことにしました。

 

紙に絵を描くことはあっても、門扉に描くのは初めてで、勇気がいりましたが、絵を描くというは大好きなので、とても有難いお仕事です。

 

子供のころから、絵を描いているときだけは、雑念を捨てられて、自分の世界に入り込むことができ、時間の経つのも忘れて没頭できます。

 

ただ、年末になり、日中は打ち合わせや、プランを考えたり、作図したりとなかなか時間が取れません。

 

だから、夜ごとに少しずつ絵を描き進めました。

 

 

描いては、離れて見て、手を加えてを繰り返し、少しずつ仕上がります。

 

バラは、豪華に見えるので、全体に余白を与えながら、豪華にならないように抑えながらバランスを取りました。

 

経年変化した木門扉に、無理のない少しトーンを落とした色合いとし、最終的には風雨にさらされてくすんできた状態を想像し、それを完成形として目指しました。

 

子供のころは漠然と画家になりたいと思っていたので、建築を通して絵を描くお仕事をさせていただき本当に幸せです。

 

この木門扉が、経年によりくすんでくるのが楽しみです。

 

その完成を想像し、元の場所におさめました。

 

 

時間を楽しむということは、建築でも同じ。

 

年月というものを、取り込めるものほど素晴らしいものはありません。

 

 

 

 

 

 

ホテルのような浴室リノベーション

先日、とある邸宅の浴室リノベーション工事が完了しました。

 

浴室リノベーションといっても、単なるリノベーションではありません。

 

もともとの浴室、洗面、トイレを1室にまとめた、日本の住宅では、あまり見慣れないお部屋です。

 

 

ホテルでは、よくありますし、海外では普通です。

 

私が住んでいたバルセロナの部屋も、全てがまとまった部屋でした。

 

お施主さんのご要望から、デザインを考え、ヨーロッパのテイストを加味しながらも、オリジナルにこだわった空間です。

 

スペインからタイルを取り寄せ、浴槽周りは曲線の階段、全体的に落ち着きのある風合いで、おさめました。

 

 

木造の2階ということもあり、かなり気を遣いましたが、工事関係者の方々の丁寧な施工により、思った通りの素晴らしい空間が仕上がりました。

 

このお家は、ほんとに素晴らしい邸宅で、築年数はそこそこ経っていますが、綺麗に住まわれていて、建物を愛されていることがすぐに分かりました。

 

そんなお家の一室を、任せていただいて、かなりのプレッシャーもありましたが、胸を張れるものができました。

 

このような素敵な浴室ですが、いつもながら我々は、利用することができないのが、なんとももどかしいです。。。

 

この浴室で、身も心も温めていただければ、幸いであります。