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図中を散歩

今日もあっという間に夜です。

毎日時間が過ぎるのが早い。。。

ようやくひとつプランを終えました。
細長~い敷地の細長~いお家。

なかなか大変でした。
でもとても良い空間に仕上がったと思います。

平面図を描く時にある程度、頭の中で空間が広がります。
キッチンからどんな感じで部屋が見えるか、
吹抜を覗き込むとどんな感じか、
太陽の光はどういうふうに差し込むか。。。

そして断面図で、高さ方向の空間認識を少し修正して完成です。

「図面の中を歩いて設計しなさい。」
建築を学びだして最初に言われた言葉です。

学生のころはなかなか歩けなかったのを思い出します。
歩いているつもりでも、寸法感覚がズレてしまっていました。

実務を重ねることで、寸法感覚は自然に補正され、
きちんと歩けるようになったと思います。

図中を散歩

図面の中で歩いた距離を考えると、どのくらいになるのかな?
地球一周はしてるかな?
いや、まだまだでしょうね。

もう少しだけ図面の中を歩いて帰ります。

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投 稿 日 : 2013年2月8日

フランスの建築雑誌

仕事でパリに行っていた友人から、頼んでいたものを受け取りました。
フランスの建築雑誌です。

フランスの建築雑誌

世界的に有名な建築は、あらゆるメディアで知ることができますが、国内のみで公開されている情報はなかなか知ることができません。
そこで、友人にお願いしたのでした。
フランス語なので、文章は理解できないけど、写真は文章よりも多くのことを伝えてくれます。
とても良い勉強になります。

フランスの建築雑誌を買ってきてくれた友人は、この日最愛の自転車を失いました。
鍵をかけずに本屋に居た時に、盗まれたと言ってました。

そんなこともあり、
私の車にたまたま流れていたフランス人歌手の歌が心に響いたらしく、
そのCDがほしいとせがんできました。

まあフランスの建築雑誌を買ってきてくれたので、それくらいいいかなと思いましたが、
少し、意地悪してみました。
CDをあげることを渋ってみると、
「ここの料金も出すからお願い」と軽食とカフェ代も出すと言うのです。

フランスの建築雑誌

フランス建築雑誌7.8ユーロ×3冊 約2900円。
軽食+カフェ代 約2000円。
合計約4900円。。。

たしかCDは、2500円くらいだったと思います。
本を買ってきてくれたから、ご飯代は出そうと思っていたのですが、
よく分からない交渉が成立し、友人は明らかに損をすることになったのです。
フランスで本を買ってきてくれたにもかかわらず、CDと引き換えとはいえ、-2400円という結果になってしまったのです。

自転車も盗まれて、かわいそうな友人。。。
でも、そんな彼だからこそ、愛おしいと思えるのです。

今度は一緒にフランスへ!

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投 稿 日 : 2013年2月8日

住宅省エネルギー技術者講習&上棟

今日は姫路にて、住宅省エネルギー技術者講習の講師として朝から行ってきました。

省エネルギー住宅を普及させる為に、国の政策の一端として全国で行われている講習です。
その講習の講師を担当する地域リーダーと呼ばれる人が、兵庫県では20数名います。

一応わたしもその中の一人ということで、今回講師をすることになったわけです。

住宅省エネルギー技術者講習&上棟

これはその地域リーダーとしての講習を修了しましたよというカードです。
県庁の担当係から修了証に使う顔写真を送ってくださいという依頼があり、
この写真いけるんかな?と思いながら試しに送ったら、無事にカードになって送られてきました。
リーダーの風格抜群のこの写真。。。

住宅省エネルギー技術者講習&上棟

これは講習中の写真ですが、40人ほどいた受講者は、「髪の毛切れよ。」と思っていたに違いありません。
「この髪の毛も夏場は日射を遮ってくれるスダレの役割をしますし、
冬は断熱の代わりをしてくれるんですよ。」
という冗談は言えませんでしたが、
熱心に皆さん聴いてくれたので、よかったです。


講習が終わって、すぐ神戸に戻り、本日上棟した現場に行きました。
上棟の日と講習会がかぶってしまいましたが、、職人さんの都合もありますし、
敏腕現場監督さんもいるということで、お施主さんの了解のもと、
本日上棟となりました。

住宅省エネルギー技術者講習&上棟

夕方駆け付けてみると、見事に上棟して、外部仕舞いまで完了していました。
上棟した建物の中で、完成を想像しながら、お施主さん、現場監督さんと
話をし、この建物は必ず素晴らしいものになると確信しました。

「愛のある建築」工務店さんから出た言葉ですが、きっとその通りの建物になると思います。
大工さんをはじめ みんな愛情深い方ばかりだから、きっとそうなるのです。
建築が奇跡を起こす日はそう遠くないように感じ、とても嬉しく思いました。

お施主さん、工務店さん、大工さん、良い日をありがとうございました。

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投 稿 日 : 2013年2月8日

東日本大震災

たいへんなことになりました。
阪神大震災のときを思い出しつつも、無力さを痛感します。
微力ながら、できることはしていこうと思います。
未だ行方不明の方々の無事を祈ります。

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投 稿 日 : 2011年3月13日