カテゴリー別アーカイブ: 芸術

枚方まちかど空間アートフェスティバル

10/20〜22の3日間で、京阪枚方市駅から枚方公園駅の間で行われる枚方市出身の作家さんによるアートフェスティバルに呼んでいただき、片隅に少しだけ展示させていただきました。

 

 

最終日は台風のため中止となりましたが、たいへん有難い機会となりました。

 

出身地である枚方にこういった形で呼んでいただけるのは、とても嬉しいことです。

 

建築と芸術の違いというものを長く考えていると同時に、建築と芸術の融合というものも同時に考えています。

私の思うその最高となるものは、ガウディ建築です。

 

建築構成の一端を担うとともに、その空間に溶け込み、空間と同調する意思を与えるものが、私の考える「建築×芸術」です。

 

建築の一部を担わないのであるなら、それは建築とは切り離された芸術作品であり、別の世界観をもつものとなります。

そして空間と同調しない意思を持つものは、単なる建築の装飾物となります。

 

その高みを目指そうと苦悩し続けているわけですが、このような機会に芸術家さんと交流するということは、非常に重要で刺激を受けます。

 

雨の中、そういった方々が生き生きとしていたのが、とても印象的でした。
ものつくりは、楽しまないといけないという作家の方の言葉に共感しました。

 

私も常々そのように思い、依頼していただいている方々よりも楽しまない、またはそのような提案をしなくてはならないと考えています。

 

今日も事務所でそう思いながらプランしていますが、苦悩が多いです。
楽観的に案が生まれてくるなら楽しくてたまらないでしょうが、現実はなかなかそう簡単に生まれてきません(笑)

 

最後に
この度お声掛けいただきました塩熊商店さん、本当にありがとうございました。

 

 

 

 


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投 稿 日 : 2017年10月26日

BABEL

先日、大阪で住宅のプレゼンテーションがあり、その帰りに国立国際美術館に行きました。

 

ずっと興味のあった絵画の展示があり、久々に美術館へ赴くことになりました。

 

最近は、なかなか美術館でゆっくりとする時間がないので、とても新鮮な時間でした。

 

「バベルの塔」ピーテル・ブリューゲル1世作。

 

 

この絵を初めて見たのは何時だったか覚えていないが、画力はともかくとして、圧倒的なスケール感と世界観に魅了され続けていました。

 

人類が技術の進歩とともに傲慢となり、天にも届く塔を建築しようとして、神がその行為に怒り言語を混乱させて建築を阻止した、という話はとても有名です。

 

この空想の建築に魅力を感じるのは、やはりこの塔に多様な用途が集合しているからでしょう。

 

この塔の外周の緩やかで幅広いスロープは平面的な街にある街道の役割であり、その街道沿いには教会など人が集う空間があり、生活というものを内臓しています。

 

平面的な都市の機能を一本の螺旋状につなぐように配置されているというのは、かつてない都市計画であり、その最頂部にはどのような空間が備わる予定だったのか、未知の可能性を感じさせます。
その答えが神が恐れるものという暗喩も含まれているようで、ますますこの未完の建築の魅力を引き立てているように思います。

 

私にとってバベルの塔は絵画というより、建築として非常に興味深い素晴らしい作品です。
はっきりと言葉にできませんが、目指すべき重要な世界観を感じさせてくれます。

 

東京スカイツリーですら、神の逆鱗に触れるに至っていません。

 

その逆鱗に触れるときこそ、真の建築の完成に至るのかもしれません。

 

こわいこわい。。。

 

 

 

 


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投 稿 日 : 2017年10月10日