カテゴリー別アーカイブ: 芸術

解体現場に現れた芸術作品

2店舗同時の設計を進めています。

 

現在その場所となるところは内装を解体してスケルトンの状態にしている最中です。

 

 

古い建物を解体していると、予想だにしないことが眼前に現れます。

 

この写真を見てお分かりになるだろうか?

 

 

丸太梁を支えている柱が切断され、梁にぶら下がっているように見えるこの写真。

 

極端に天井の低いところをばらして現れたこの構造。

 

改築を繰り返してるうちに、柱を抜かれているという恐ろしい状態は、解体現場ではよく見る光景だが、今回は少し違っていた。

 

よく見てみよう切断された柱の下端にワイヤーが張られている。

 

ワイヤーを両端の柱にアンカー留めし、この切断された真ん中の柱をワイヤーで持ち上げているという構図だ。

 

そもそも切断された柱は、梁ときちんと接合しておらず、添え木でつなげているだけの状態。

 

これでは梁から柱に力が伝わらないし、地震などの揺れに対してはワイヤーもろとも何の意味もなさないことが一目でわかる。

 

本来補強梁をいれ丸太梁と緊結するところをワイヤーで代用したつもりなのだろうが、案の定切断された柱を触ると。。。簡単にぐらぐらと動く動く、このワイヤーは全く意味をなしていないのである。

 

いやっ、待てよ、これは構造的な要素ではなく芸術作品なのかもしれない。

 

重力を無視するようなテーマの芸術作品ではないか。

 

柱も途中で抜かれたものではなく、新築当初からこの状態!?

 

解けてきた、芸術を愛する大工さんが、施したインスタレーションだったのだ。

 

それならこの偉大な作品を称えないといけない。。。

 

 

 

とはいえ、失礼ではあるかも知れないが、丸太梁の構造検証はしておこう。

 

芸術というものは思わぬところに潜んでいるのだと実感したのでした(笑)

 

 

 

 

 


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投 稿 日 : 2018年1月27日

丸刈りと個性

最近、中学校の丸刈り制度廃止が遅かった神戸市についての記事を読みました。

 

現在では考えられないと思いますが、神戸市内の市立中学校は男子生徒全員、強制的に丸刈りをしなくてはならない校則がありました。

 

私は小学生時、髪は坊ちゃん刈りのような長さで、6年生になってスポーツ刈りのような短さにし、慣らしていったのを覚えています。

 

この校則についてどうだったかと改めて考えると、そこまで嫌という感覚もなく、皆そうだから仕方ないという割り切った感じでした。

 

デメリットかどうかだが一目で中学生と分かることくらいなもので、頭を乾かす手間が省ける、髪型を考えなくてよい、散髪代が安いなど、恩恵の方が多かったように思います。

 

「個性の尊重」という観点でこの丸刈り制が廃止されたということだけど、個性なんてものは、髪型で表現するものではなく、内面的なものだと思うので、私の時代の丸坊主中学生たちは個性に満ち溢れていましたけど、と腑に落ちない間隔になります。
髪型で奪われるような個性なんて個性とは言わないでしょ。

 

周りの丸刈り世代も、このことを悪く言う人は一人もいないし、まあ知らないところに嫌だった人もいるだろうけど、皆同じ条件だし、逆にある程度髪型自由というほうが、困ってしまいそうです。

 

その反動で現在こんな長髪にしているわけではなく、これはこれで、髪型を一定に保てるし、散髪行く回数は少ないし、寝癖もつかないし、整髪料もいらない。

 

 

高専時代は髪を染めたり、整髪料つかったりしてたけど、それはそれでいい思い出で、でも今できるかといえば時間の無駄だとしか思えない。

中学生時代を再現してみました。

 

 

あっ、これ顔が老けたままですね。

 

顔も忠実に中学生時代に戻してみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実に男前でした。
個性が前面に出てます(笑)

 

丸刈りが個性を圧迫するかといえば、全く関係ないなと思った次第でした。

 

 

 


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投 稿 日 : 2018年1月9日

仕事はじめ

今日から仕事はじめです。

 

年末年始休暇は皆さんいかがお過ごしでしたか?

 

いや~今回の休暇はまいりました。

 

昨年末に喉を痛め声が出ないのと、左足の膝から下が腫れて膝を曲げると激痛がはしるという状態から休暇が始まりました。

 

喉は風邪とか原因は分かりますが、膝はぶつけたり捻ったりした訳でもないのに、腫れるのはなんで?生まれてはじめての状態です。

 

昨年の疲れが集中?40歳の劣化?

 

いろいろと考えましたが、よく分からないままに回復しました。。。

 

こんなことがあったので、今年は体に気を使おうと思います。

 

さて休みの間、久々に折り紙に興じました。

 

何十年ぶりでしょうか?

 

折り出すと止まらなくなりますね。

 

集中力を鍛えるのにはとてもいい遊びだということが分かりました。

 

ただ、子供のころと違い、折りあがりのフォルムを選んでしまいます。

 

あまりにも抽象化されたものは、折り甲斐がなく、立体的にバランスが悪いものも折る気がなくなります。

 

この歳になるとこれを折りたいという気持ちが沸いてこないと駄目です。

 

見てくださいこのラインナップ!

 

 

この厳選されたバランスのよい折り紙たち。

 

ウサギ、エビ、ツバメ、ネズミ、サメ。

 

この中でも最も美しいフォルムはこれ。

 

 

このエビの美しいこと!

 

この折り方考えた人、天才!

 

無駄のない、シンプルでありながら、エビの本質を最大限に引き出す折り方。

 

そう!これ!建築もこうあるべきだと思いました。

 

2018年は新しいことに挑戦しながらこのエビの折り紙のように本質にこだわった設計を行っていきます。

 

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

 


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投 稿 日 : 2018年1月5日

年末年始休暇

今年ももう少しで終わります。

 

1年を振り返るといろんなことがありました。

 

様々な建築の設計に携わることができましたし、多くの人に出会うこともできました。

 

今年一番の出来事は何か考えると難しいですが、やっぱりなんと言っても、昔からの念願であった、「福井県立恐竜博物館」へお盆休みに行くことができたということです。

 

過去と未来をつなぐ建築の聖地。

 

とても素晴らしい場所でした。

 

そこで最も印象的だったのが、アーケロンとモササウルスが海の中で交錯するかのようなシチュエーションの骨格展示でした。

 

 

臨場感があり、太古の海を想像して陶酔できる美しい場所でした。

 

その場面を訪れてからすぐ、絵で復元しようと考えていたのですが、忙しくて下絵の状態でずっとほったらかしにしていました。

 

ようやく本日その場面を描くことができました。

 

 

やっぱりこういうことをする時間は大切だなと思います。

 

年内に描けて一段落です。

 

グランデザインは、12/29~1/4まで冬季休みをいただきます。

 

来年も引き続きよい建築を生み出していきたいと思います。

 

皆さんもよいお年を。

 

 

 


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投 稿 日 : 2017年12月27日