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建築模型三昧

いままで模型をいくつ作ってきたか数えられないけど、模型というものは私たちの言葉以上に、建物のことを多く語ってくれます。

 

図面を見ていただいて、我々が緻密に説明するより、模型を見ていただくだけで、多くの情報を理解してもらえます。

 

お客様へのプレゼンテーションでは、まず模型で説明して、図面を見ながら事実確認を行い、また模型に戻って話をするという流れがほとんどです。

 

 

プレゼンテーションでは大活躍で模型様様なのです。

 

 

我々も模型を作りながら考えた建築を再確認する楽しさもあります。

 

 

そんな模型のですが、模型三昧となると、なかなか大変です。

 

模型三昧の前にプラン三昧というものもあります。

 

全てプレゼンテーションが成功すれば、今度は図面三昧というものが待っています。

 

ここで、三昧って何?とふと思いました。

 

調べてみると、予想だにしない意味が。。。

 

サンスクリット語(インド・南アジア・東南アジアで用いられた古代語)のサマーディを漢語で三昧地(さんまぢ)といい、それを略して三昧となったということです。

 

元々の意味は精神を集中し、惑わない境地に至ることのようです。

 

この意味からすると、プランの境地、模型の境地、図面の境地に至るということになります。

 

おおー、と一人で高揚してしまいました。

 

修行ということで頑張ります。

 

 

 

 

 

インターンシップ

私の母校である神戸市立工業高等専門学校から学生さんがインターンシップで来ました。

 

都市工学科の学生さんです。

 

私は就学していた頃は、土木工学科という名称でしたが、改名されてなんか聞こえよくなりました。

 

ただ、建築ではなく土木なので、建築については少ししか学びません。

 

昔は全然建築についての授業はありませんでした。

 

そんな中、土木でありながら建築の道に進みたいということで、同じ境遇の私の事務所にインターンシップとして来てもらえることになったのです。

 

18歳という若さで明確に自分の進むべき道について考え、そのために行動している姿を目の当たりにすると、私の若い頃を思い出し恥ずかしくなってしまいます。。。

 

ただ勉学だけではなく、様々な経験をしてきたから今があると後悔はしていませんが。

 

それなりに年を重ねて思うことは、机上の勉強も大事だけど、実際に何かに取り組んだり、考えたりという経験や体験こそ自分の真の自信につながり力になるということです。

 

 

インターンシップというものは有効に活用すれば、すごく価値のあるものだと思います。

 

この経験を生かすも無駄にするも本人次第ではあります。

 

そいった意味で、今回のインターンでは、パソコンは一切触ってもらってません。

 

作図ソフトやCGソフトの扱いなんかは、なんかのついでに覚えたらいいという程度のものです。

 

我々からしたらたいしたスキルでも何でもありません。

 

実際の設計物件で複雑な木構造の軸組み模型を製作してもらいそれを見ながら構造を考えたり、白模型を作ってその模型が実際のお客さんへのプレゼンテーションに使用され、どのような反応なのかという実体験をしてもらいました。

 

 

 

あとは現場でお客さんや工務店さんとの打ち合わせがどのようにされているのかなど、リアルな建築というものを見てもらえたと思います。

 

ひとつのものを造るのに、多くの人とつながり、多くの人と考え、実現していくということの楽しみと難しさ、そして責任というものを感じてもらえたならよかったと思います。

 

少しでも次世代を担う人の力になり素晴らしい建築を生み出してもらえることを願っています。

 

 

 

 

ついに恐竜と建築の聖地へ①

お盆休みをいただいて家族で旅行に行きました。

 

行き先は、私にとっての聖地があります。

 

いままで何度か訪れる予定があったのですが、都合が合わず行けず終いだった場所。

 

そしてこの度、ついについに訪れることができたのです。

 

さあ、遠くに見えてきました、銀色の卵。

 

 

もうお分かりでしょう、「福井県立恐竜博物館」です。

 

恐竜についていえば日本随一の場所です。

 

 

入る前から高揚感と期待感でいっぱいです。

 

どのような展示方法で、恐竜との距離感をどう感じることができるのか。

 

展示に対して、建築はどのようなありかたなのか。

 

故・黒川紀章氏の設計は、恐竜好きの私にとってどう感じるのか。

 

正直、恐竜好きな私にとって、このような建築を設計できるということに強い嫉妬心を抱くのである。

 

そして、勝手な対抗心が芽生えるのです。

 

この濁った気持ちを綺麗に洗い流してもらいたい、そんな願望もありました。

 

エントランスホールはさほど広くなく、すぐ正面に大きな吹抜とそれを囲む回廊が広がり、地中深くに降りていくエスカレーターが別世界へ赴くようなミステリアスな感覚に包まれます。

 

 

最下にもぐりそこから地上に上がってくる展示経路。

 

異世界から徐々に現世にもどる、そんな分かりやすくも想像没頭する脳にやさしい計画。

 

山に建築されて、その高低さをみごとに建築空間に活かしている、無理を感じない立体的な素晴らしい空間操作です。

 

建物に一歩踏みこんだだけで、期待感が膨れ上がる素晴らしい建築。

 

まだエントランスに立っただけなのに、爆発的に感じることが多い。

 

恐竜好きということもあるのだろうけど、日本随一の恐竜の聖地であることに揺ぎ無い強さを感じる。

 

この時点で入館する前の、私の濁った気持ちは綺麗に洗い流され、純粋にこの建築空間に身を投じることができることになっていたのです。

 

さてさて、博物館の導入部で、既に書くことが飽和状態。

 

肝心の恐竜については、また次回に。

 

 

 

マックスなスイカ

グランデザインは明日11日から16日までお盆休みをいただきます。

 

今日はいただいたスイカを食べて休み前の締めとしました。。。

 

が、デカイ!
今までで一番デカイ!

 

 

その名も縞王マックス!
最近マックスっていう言葉あまり遣わないですけど、まさにマックスですよ。
正しい遣いかたです。

 

マックスでぱっと思いつくのは、

 

マックスファクター
マックス(歌手グループ)
3Dマックス(モデリング、レンダリングソフト)
マックスズキ、違うかこれは。。。

 

使いやすそうに思うけど、以外にも名前に使われることの少ないマックス。

 

意味はご存知のとおり、最大、最大限、極限。
並々ならぬ自信がないとマックスとは名乗れないようです。

 

休み明けからもマックスにお仕事させていただきます!

 

うまい~!!!

 

 

 

カテゴリー : pickup | 食事

投 稿 日 : 2017年8月10日