カテゴリー別アーカイブ: イタリア建築

ポンペイ遺跡 =POMPEI=

ナポリから列車で30分の位置に、約1900年前に火山の大噴火により時が止まった有名な町があります。
ポンペイ4
ポンペイは公共広場の周囲にバシリカや神殿が囲み、道路の舗装や上水道を完備された町です。
同じ頃の日本といえば弥生時代で、まだ卑弥呼は現れていません。
ポンペイ7
ポンペイ5
ポンペイ6
ポンペイ8
住居の中は、中庭があったり、ロフトスペースがあったり、馬車と歩行者が通行する部分が分けられていたり、非常に進んだ町です。
この町の一角に秘儀壮という建物があり、大広間の壁に描かれた素晴らしいフレスコ画を見ることができます。
ポンペイの赤と言われる鮮やかな朱で飾られていました。
ポンペイ1
言葉で説明するより、感じるものが多くある素晴らしい町です。
1900年遡って何を感じるのか・・・貴重な経験です。
ポンペイ2
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エステ家の別荘 =Villa d’Este=

16世紀後半、枢機卿イッポリート・デステが建設した別荘で、イタリア一美しいと言われる噴水庭園で有名です。
大小さまざまな噴水が500程度あります。
エステ家の別荘1
ローマから東に30kmのところの緑が多いゆっくりとしたところにあります。
この辺りは古代ローマ時代から上流階級の保養地であったそうです。
それにしても凄まじい庭園です。
どのくらいのお金がかかったのか検討もつきません。
エステ家の別荘2
維持するのにも結構かかりそうですし。
日本庭園とは全く異なった印象を受けました。
なんというか華やかであるというか。
そして、こういうところには妖精がいるように思えました。
エステ家の別荘3
妖精に出会う方法を少し調べてみましたが、日の出前に摘んだ四葉のクローバーを頭にのせるという方法が有力なようでした。
でも、日の出前の真っ暗のなか四葉のクローバーを見つけるというのも、相当たいへんそうですね。
それと、マジメで素直な人間を好むようです。
そもそもマジメで素直な人間が日の出前に、四葉のクローバーを探すというのは不自然です。
夜道でたまたま四葉のクローバーを見つけて、それを子供のお土産にしようと摘んだ瞬間、風に吹かれてそれが頭の上にのって、妖精が現れるというプロセスが一番自然ではないですかね。
エステ家の別荘4
妖精に会いたければ、まずはマジメで素直になること。
そして前述のような偶然を意識するでもなく、ごく自然に行わなければなりません。
こんなすごい偶然があったなら、妖精と出会うだけの価値はあるでしょうね。
そしてこんなことを書いている私は絶対に遭遇することはないのだと思うのであります。。。
エステ家の別荘5
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ハドリアヌスの別荘 =Villa Adoriana=

ハドリアヌスの別荘1
紀元125-138年頃に、ハドリアヌス帝が建設した古代ローマ最大の別荘。
宮殿、神殿、浴場、競技場、図書館、劇場などがありました。
いろんな土地を訪れた皇帝がここに再現して、理想郷としました。
ローマから東に25kmほど離れたところにあります。
ハドリアヌスの別荘4
120haもある敷地を周るにはかなりの時間がかかります。
中でもカノプスの池と列柱と彫像がつくる空間は今でも美しいと言われていました。
ハドリアヌスの別荘2
彫刻のおしりもキレイですね。
ツルっとしています。
触ってみたくなるようなおしりですね。
見学客もほとんどいないので、そっと触ってみてもいいのですが、
一人で彫刻のおしりを触っているところを他の人に見られたらどんな感じになるのでしょう?
逆にそれを目撃する側の立場から想像すると、「うわっ!?関わらんとこ。」って感じになりそうですね。
二人なら大丈夫なのに、一人なら辛いということは結構あります。
例えば、駅の階段で結構激しくつまづいた時とか。
全力で走ったけど目の前で電車のドアが閉まって、中に乗っている人と目が合ったときとか。
寝てはいけないところで寝てしまって、足を踏み外したように目が覚めるときとか。
一人の時って結構精神的な制限が多そうです。
おしりを撫でまわして、そして見つかっても、これキレイよね!自分も触ってみ!
って言えるぐらいになれるように頑張ろうと思いました。。。
ハドリアヌスの別荘3
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アヴェンティーノの郵便局 =Palazzo Postale all’Aventino=

アダルベルト・リベラ設計の郵便局です。
リベラはイタリアのファシズム体制下でも多く作品を残したモダニズム建築家です。
アヴェンティーノの郵便局
中でもマラパルテ邸は有名なのではないでしょうか?
カプリ島の断崖絶壁に建つ住宅で、映画「軽蔑」に登場します。
この郵便局のロビーには不透明なガラスで囲まれた天井があり、全方向から柔らかい光が入ってきます。
そして、丸い照明のペンダントがその高い天井から降りていました。PANASONICのMODIFYみたいな照明。
アヴェンティーノの郵便局2
さすがに営業中の郵便局ということで、中での撮影はひかえましたが、とても落ち着いた良い空間でした。
なぜ落ち着いているかというと、とても暗いんです。
日本の郵便局では考えられないぐらいに、照度を抑えてあります。
ヨーロッパでは多くの場所で照度は低いです。
私が過ごしたバルセロナのアパートの個人の部屋にはスタンドライトが一つだけしかありませんでした。
その照明を上に向けて天井に反射させて過ごしていましたから、どの程度の暗さか想像できるかと思います。
今住んでいる家も、かなり照度が低いです。
和室の押入の奥まで光が届きませんから・・・。
この感覚は人によって異なりますから、設計する上では非常に難しい部分でもあります。
実際の設計ではどうしても安全側へ余裕をみてしまいます。
照度や光の種類や影の落とし方を空間と総体的に考えるということは、その空間のあり方を構築する重要な要素の一つです。
下の写真は前述にあるバルセロナのアパートの部屋ですが、照明の効果が違うと見えていなかったものが見えるような気がしませんか・・・。
見比べてみてください。
バルセロナアパート2
バルセロナアパート2
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