Category Archives: 映画

ベネチオ・デル・トロ

ようやく見ました。
ずっと見ようと思っていた映画。
チェ・ゲバラ4
チェ・ゲバラ3
「チェ28歳の革命」「チェ39歳 別れの手紙」です。
ゲバラの本名は、エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ。
チェというのは「やあ[emoji:e-2]」というアルゼンチンのスペイン語の方言で、「チェ(やあ)、エルネスト・ゲバラだ。」という挨拶をキューバ人がおもしろがってチェ・ゲバラというあだ名を付けました。
そして、この映画でゲバラ役を演じたのは、ベニチオ・デル・トロ
とても好きな俳優の一人です。
ベニチオ・デル・トロ
なんとも言えない渋さがいいです。
ちょっと悪そうな目つきと、病弱そうな目つきが入り混じっている感じが震えます。
彼の出演作品は「バスキア」「スナッチ」「21g」「シン・シティ」などです。
毎回いい味を出していますが、今回のゲバラはそれらを上回る、ハマリ役でした。
ウィキペディア情報では、
映画「21g」の日本に宣伝に来たときは「トロ様」と呼ばれたそうです。
趣味は怪獣のフィギュアを集めること・・・みたいです。
ゲバラの映画の内容は淡々としていましたが、キューバ革命~ボリビアでの闘争を忠実に再現しているのだと感じます。
彼の言葉に
「ある日の真実が、永遠の真実ではない。」とあります。
チェ・ゲバラ1
何を真実と考えるのか、何に信念を持つのか[emoji:e-3]
信念によって真実は変わるのか[emoji:e-3]
ゲバラはどう考えたのでしょうか[emoji:e-3]
そう考えている横で、
嫁が「エバラ!エバラ!」と楽しんでました・・・[emoji:e-259]
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カテゴリー : 映画

投 稿 日 : 2010年1月13日

カリギュラ =Caligula=

3台目ローマ皇帝カリギュラ。
彼の異常な人生を描いた映画を見ました。
カリギュラ1
権力というものに自分を見失い、常に何かに怯えながら、その恐怖を振り払うかのように数々の横暴な行動を起こす・・・そういう様子を実にうまく表現していました。
世間的にはハードコアポルノというジャンルに入るそうですが、それだからこそ、権力、金、酒池肉林の世界をリアルに表現できたのだと思いました。
そしてこの映画がもとで、「カリギュラ効果」という言葉が生まれたそうです。はじめて知りました。
「カリギュラ効果」・・・禁止されると、かえって余計にその行為をやってみたくなる心理のことである。過激な内容の映画であったため、一部で公開禁止になり、かえってそれが話題になったことによるものだそうです。
このカリギュラは先代の皇帝を自分の親衛隊長に殺させておいて、その殺した親衛隊長を先代殺害の罪で処刑するという、サイテーな男です。
その他、自分の座を狙っていると思いこんで、兄弟を殺害するなど、数々の異常ぶりを見せて最後は、部下達に殺されるという哀れな末路を辿ります。
もう少しで一級建築士試験という時期にこんな映画を見るのは、気が病んでいるせいかもしれませんね・・・。
ですが作品としてはとても素晴らしいと思います。是非皆さんにも見てほしいです。
「崖の上のポニョ」でも見てリセットしたほうがいいですかね。
今日の朝、通勤中に友達から、携帯にメールが入りました。
その内容は、「朝イチから暗い顔で歩くなよ。」というメールでした。
だいぶ気が抜けていたようですね・・・。どこで見られているか分かりません。
早く遊びに行きたいです!
これを「カリギュラ効果」と言うんでしょうね。

カテゴリー : 映画

投 稿 日 : 2009年7月18日

シルベスター・スタローン =Slvester Stallone=

ボクがもっとも熱いと思う男、シルベスター・スタローン。
小さい頃からの憧れの人です。
この人に多くのことを学びました。            オーバーザトップ
彼の出演する映画は単純明快。コンセプトは「愛・勇気・夢」というものがほとんどです。
単純な演技をする俳優という意味で、無能と呼ばれることもよくあります。
日本の女性もほとんどの方が嫌いなようです・・・。ボクの周りで、「アタシあのヒト好き!」という言葉を聞いたことがありません。
彼はあらゆる人種が体をはって生きている通称”ヘルズ・キッチン”というニューヨークのスラム街で育ちました。
15才までに12回の退学処分を受けるほどの不良だったようです。
両親が離婚して、母親の再婚相手にも心を開かず、かなり荒んだ生活を送っていました。
それから時が経ち、スイスのアメリカンカレッジに通っているころ、演劇に興味を持ち始め、マイアミの大学で演劇を学び、中退してニューヨークでプロの俳優を目指しました。
しかし、すぐには芽が出ず、ガードマンや動物園の清掃係をしながら、夜は脚本の執筆という過酷な生活を送ります。この頃に、ポルノ映画出演や、ヌード写真撮影なども行っています。
背に腹は代えられないといった感じだったのでしょう。
ハリウッドで5000以上のオーディションを受けるも、通行人やセリフのない悪役ばかり・・・。
そんな中、29才になる誕生日の日にモハメド・アリの試合を観戦して、非常に感動し、3日間であの不朽の名作「ロッキー」の脚本を仕上げました。
アメリカンドリームを手にした彼は、その後も数多くのヒット映画を世に送り出してきました。
苦労が多かった彼自身をオーバーラップさせた映画だからこそ、見る人々の心を熱く揺さぶったのではないでしょうか。
単純で無能な俳優と言われていうことを書きましたが、自分の思い描いているものを変えずに、ひとつの道を貫いている彼は、本当に素晴らしいと思います。
だからこそ、ロッキー=スタローンであり、スタローン=ロッキーなのです。ランボーしかり、コブラしかり・・・。
「あの映画の主人公誰だっけ?」ということにはならない、絶対的な存在感が彼にはあります。
一人で熱くなるのは簡単ですが、その熱さをもって周りの心を燃え上がらせるのには、かなりのエネルギーが必要でしょう。
そんなエネルギーを生み出し続けたスタローンに「ベスト・オブ・熱い!」の称号を送りたいです。
難しく考えがちなことを、彼は単純なメッセージで伝えてくれる。その単純なモノこそが一番大事で、問題を脱するのに一番必要なことだと思います。
最後に彼のベスト映画を紹介します。
「オーバー・ザ・トップ!」
これ以外にないでしょう!
親子愛+諦めない心+腕相撲です!
オーバーザトップ2
燃えます!
オーバーザトップ3
本当に燃えます!!
オーバーザトップ4
「映画って本当にいいもんですね~。」
「さよなら、さよなら、さよなら。」

カテゴリー : 映画

投 稿 日 : 2009年6月13日