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芸妓は~ん!

京都の花街は、やはりなんとも言えない魅力があります。

 

しかしながら、京都で学生のときも、勤めているときも、お仕事で出入りさせてもらっている現在も、花街のお座敷遊びとは縁遠く感じます。

 

一度くらいは、舞妓さん、芸妓さんにお酒を注いでもらいたい、そう思っている人は少なくないのではないでしょうか。

 

言葉、所作、装い、そしてそれらを守り続けている文化、浮世離れした世界観に強く魅了されます。

 

歌、踊り、座敷のしつらえ、お食事、おもてなし、全てが融合した総合芸術だと思います。

 

そんなわけで、京都駅で開催されている、舞妓さん芸妓さんの写真展に行ってきました。

 

 

美しいのですが、写真では物足りない。。。

 

満足するには、その世界に足を踏み入れるしかないでしょう。

 

分かっているのですが、まだまだ遠い遠い世界です。

 

少しでも近く感じるように、芸妓さんの絵を描いてみました。

 

表現したいのは、透き通るような白。

 

黒地の画用紙に白を被せることで芸妓さんの魅力を浮き上がらせてみることにしました。

 

不思議なことに、絵を描いているというより、化粧をしているという感覚になります。

 

その白にパステルの淡い紅色をのせると、美しさが際立っていくのが分かります。

 

あ~美しい。

 

芸妓は~ん!

 

決して変態ではありませんよ。

 

今の私はこないして世界観に浸るしかないのどす。

 

 

 

 

カテゴリー : pickup | 芸術

投 稿 日 : 2018年4月19日

もっとも大切なものはプライスレス

高槻市の現場も順調に進んでいます。

 

 

現場が始まってからも、設計図よりも更に良くなるように細かなところも考えますが、そんな時に何より嬉しいのは、工務店さんと職人さんも同じく更に良くしようという心意気です。

 

心意気だけは設計図には表せません。

 

図面上に「心意気で良い建築を目指すこと」と記せばよいのだろうか。

 

図面に書いたら、「心意気 ¥5,000,000-」なんて、こんなことになったら大変です。

 

今回「心意気」は減額しましょう。。。何よりも辛い減額。。。

 

そもそもお金でやることじゃないですけどね。

 

建築には、プライスレスなことが最っとも大切だったりして、それは高価な素材なんかより必要なものです。

 

建築は工学の分野に属していますが、単純なる工学ではなく、人が包まれる以上、心理的な分野も含まれた芸術工学であると考えています。

 

芸術といっても相対的芸術です。

 

絶対的ではいけません。

 

そして相対的であるからこそ、悩むのです。

 

「心意気」は建築に不可欠なものなのです。

 

工事関係者の心ある仕事に感謝。

 

 

 

 

丘の上の保育園、因縁の土地決着なるか!?

悩みに悩んでようやく建築が見えてきました。

 

CGで数パターン形状を模索しながら、スタディー模型でコンセプトと形状を確認しながら、改良を繰り返しかなり近づいてきました。

 

室内に光を呼び込むには、どのような方法が最適なのか、天井がどのように見えるのか、実際の視線や感じ方を想像しながら、スタッフと打ち合わせを重ねて、答えを導いていきます。

 

山を背中に背負うこの土地に相応しい優しい建築になりそうです。

 

方向性が明確になったので、あとは寸法を正確におさえて精度を上げます。

 

建築設計ではこの最初の段階がもっとも大切で、ほぼこの段階で決まると言っても過言ではないでしょう。

 

お施主さんとともに、長い時間向き合ってきたこの因縁の高難度の土地に、建築できる光明が見えた気がします。

 

ここからが本番。

 

更に気入れていきますよー。

 

 

 

 

パソコン壊れる!

我々の一番怖いことはパソコンが急に壊れることです。

 

データは随時バックアップしていますが、本体が壊れてしまうと作業が止まってしまいます。

 

よりによって今回壊れたのは、事務所で一番新しいパソコン。

 

3年経っていないので、保証適用かと思いきや。。。

 

このパソコンだけ、3年の延長保証をつけてませんでした。。。

 

保証なんて、こんなもんです。

 

1年もてば後は問題ないだろうと思ってしまうんですよね。。。

 

延長保証つけてなかったときの保証がほしい。。。

 

約1万円の追加保証料が、修理代5万円超えに。。。

 

何はともあれ、即日修理対応してくれるところが近くにあったので、助かりました。

 

パソコン修理のお店も多くあるので助かりますが、一昔前なら大ダメージですよ。

 

仕事に支障をきたすリスクは、最低限回避できるように備えておかないといけないですね。

 

パソコン修理から帰ってきたスタッフ。。。

 

 

どこかで盗んできたみたいやん。