今日は現在現場監理中の飲食店のショップカードを作りました。
小さなカードにいろんな思いを込めて表現するのは、
とても難しいです。
文章でこんなお店ですよ・・・という説明を小さなスペースに表現しなくてはなりません。
イラストを描くときは、最後の最後まで紙には描かないようにしています。
描いてしまうと、その映像が頭から離れなくなるからです。
頭の中で吟味して、淘汰して、いよいよという時にその映像を紙に描き写します。
完成のイメージが手描きであれば、そのまま何度も描き直し清書します。
シンプルなイメージであれば、ラフスケッチだけしてパソコンで仕上げます。
<ラフスケッチ>
今回はメリハリを表現したかったので、パソコンで仕上げました。
施主さんには伝えましたが、フライパンで店のロゴを炒めています。
料理のようにどのようなお店に変化していくのかという楽しみを込めています。
それと一目見ただけで、楽しそうだなという気持ちにさせることも意識しました。
繁盛させてください!
また完成したら改めて告知させていただきます!
ラフスケッチに使った名刺・・・椿デザインさん(建築士会バージョン)の名刺の裏でした。。。すみません。。。
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Category Archives: 日本建築
店舗打ち合わせ
計画に少し時間が掛かりましたが、
ようやく店舗工事が着工です。
その前打ち合わせを行いました。
イタリアンレストランの内外装工事です。
設備業者さんと内装業者さんに一通り内容を説明して、
お施主さんと内装についてや、正面のイメージについて再確認し、
いよいよスタートです。
道路の反対側に立って、ファサードのイメージを思い起こします。
そこに使う色の見本張をお施主さんが持ってくれていましたが、
小さくて見えない・・・何段階かの色がありますが、全部同じに見えます(笑)
後日大きな色見本で確認します。
何度も建築現場に立っているけれど、
そこにある全ての要素を感じることは、そう簡単ではありません。
完成後の空気感など、特に見えないものについては。。。
さて想像を超えることができるだろうか。
さぁガンバロウ!
あっ後、ショップカードのデザインも。。
これも違う意味で難しい。。。
さぁどうしよう。。。
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神戸芸術工科大学ゼミ講演
知人の建築家の方に声をかけていただき、神戸芸術工科大学のゼミでちょっとした講演?講義?を行う機会をいただきました。
学生さんたちの前で、私が今までに携わった建築物件について、設計・施工の要点を大きくまとめてお伝えするというものです。
私のような若輩ものが・・・とも思いましたが、良い機会と思い引き受けさせていただくことにしました。
神戸芸術工科大学は私の母校である神戸工業高等専門学校(神戸高専)のすぐ近所にあります。
高専は5年制の修学過程内で様々な選択ができる学校でもあります。
A:4年生になる年に他の大学に進学する
B:5年間高専で学んだ後に他大学の3年生に編入する
C:そのまま5年間で卒業する
D:(私が通学していた当時はありませんでしたが)5年制終了の後、専攻科という+2年間の専門課程に進む
私はその頃も絵が好きでしたので、Aの選択項のように神戸芸術工科大学に進学しようと考えたこともありました。
しかしながら、私自身の中で大きな大志は抱けませんでしたのでその道には進まず、
5年間で卒業し、土木現場の監督になり、諸処を経て現在の建築設計という職業に至りました。
このような理由もあり、芸術工科大学でお話をさせていただくということは、私にとって不思議なことです。
その当時この場所で学ぶことを選択していたら、また違った現在の自分がいたでしょう。
生きていく上で、様々な選択をして進んでいきます。
細かなことで無意識に選択していることも多くあると思います。
今回の私の小さな講演が学生さんたちの選択枝のひとつとなれば光栄だと思います。
そして平成生まれの方たちに囲まれて、やっぱりオッサンになったんやな~としみじみ思うのでした。。。
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六甲枝垂れ
六甲トリエンナーレが開催されています。
六甲山頂付近にある各拠点に芸術家の作品が展示されています。
そのついでに、いや、こちらがメインでしたが、六甲枝垂れに行きました。
六甲山頂にある、六甲枝垂れは建築家:三分一博志氏により設計された自然循環機能を取り入れた展望台です。
檜のフレーム越しに雄大な景色を見渡すことができます。
この柔らかなフレームの中に、かろうじで空間が留まっているような、とても外に近い内の部分があります。
冬にはこの檜のフレームに着氷し、幻想的な空間になると聞いています。
今日の六甲山頂はかなり冷え込んでいましたが、着氷まではもうしばらく待つ必要がありそうです。
展望台の際にある段々の造られた池は、冬になると氷になり、その氷を展望台内の表室に蓄えて、夏にこの氷を利用して冷風を体感できます。
10月中旬というのに、とにかく寒い!
それもそのはず、今になって初めてしりましたが、六甲山頂の平均気温は北海道南部から青森地方とほぼ同じなんです。
あまりの寒さのため、ゆっくり過ごすことができませんでしたが、よい場所です。
次は真冬に、そして真夏に訪れてみようと思います。
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